2025/04/30

Taiwan Today

文化・社会

新北市、電動アシスト自転車のシェアリングを淡水で先行実施

2020/08/25
新北市(台湾北部)は24日より、新北市淡水区で電動アシスト自転車のシェアリングサービスの提供を開始した。スマホにダウンロードした専用アプリを使って個人情報の登録を行った上で借りることができる。最初の10分間は9台湾元(約33日本円)で、その後は1分ごとに1台湾元(約3.6日本円)加算する。(新北市交通局サイトより)

新北市(台湾北部)は24日より、新北市淡水区で電動アシスト自転車のシェアリングサービスの提供を開始した。新北市交通局によると、この電動アシスト自転車はスマホにダウンロードした専用アプリを使って個人情報の登録を行い、借りることができる。最初の10分間は9台湾元(約33日本円)で、その後は1分ごとに1台湾元(約3.6日本円)加算する。

 

新北市交通局総合企画科の黄莉雅科長代理によると、このサービスはまず淡水区のほか、板橋区、新店区、三重区の3つの「通勤緑廊(=通勤に使われることが多い自転車レーン)」を第一段階とし、合計55か所のサイクルポートを設置する。そのうち淡水区のサイクルポートが24日午後5時に先行して供用を開始した。板橋、新店、三重の「通勤緑廊」での供用は、9月1日開始を予定している。

 

新北市交通局によると、新たにサービスの供用を開始した電動アシスト自転車と、従来の自転車シェアリングサービス「YouBike」はサイクルポートの場所も、駐輪の方法も異なる。電動アシスト自転車は「電子フェンス(electronic fence)」と呼ばれる携帯電話の位置追跡システムと、GPSの位置情報サービスで駐輪エリアを規定しており、自転車の迷惑駐輪を防ぐことができる。また、業者側もシェア自転車専用の傷害保険を提供している。利用者はアプリを使って無料で加入できるため、利用の安全がより保障される。

ランキング

新着