2025/06/30

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新型コロナで緊張の台湾に明るい知らせ、ウェイリン・スーがLPGAツアー初優勝

2021/05/25
新型コロナウイルスの感染者急増で緊張が広がる台湾に、台湾の女子プロゴルファー、ウェイリン・スー(徐薇淩=写真)がLPGAツアー初優勝の明るいニュースでエールを送った。(ウェイリン・スー選手のフェイスブックより)
新型コロナウイルスの感染者急増で緊張が広がる台湾に、台湾の女子プロゴルファー、ウェイリン・スー(徐薇淩)が明るいニュースをもたらした。米バージニア州で行われていたLPGA(全米女子プロゴルフ協会)ツアーのピュアシルク選手権最終日(23日)、ウェイリン・スーは68をマークし、通算13アンダーでツアー初勝利を挙げた。
 
LPGAツアーで優勝した台湾の選手は涂阿玉、鄭美琦、キャンディ・クン(龔怡萍)、ヤニ・ツェン(曾雅妮)、テレサ・ルー(盧暁晴)に続いてウェイリン・スーが6人目で、台湾勢としては2013年にLPGAがJLPGA(日本女子プロゴルフ協会)と共催したミズノクラシックでテレサ・ルーが優勝して以来の勝利となった。
 
賞金総額130万米ドルのピュアシルク選手権最終日が23日、米バージニア州のウィリアムズバーグで行われ、ウェイリン・スーは68をマーク。4日間トータルでは271とし、通算13アンダーでLPGAツアー初優勝を飾った。
 
ウェイリン・スーは今年26歳。2015年にLPGAツアーの出場権を獲得して以来、念願の初優勝を果たし、試合後のインタビューでは「泣かないと思っていた」と言いつつ嬉し泣き。家族やコーチが、自分が前に進む上で最大の支えになったと話した。
 
台湾では現在新型コロナウイルスの感染者が急増しており、ウェイリン・スーも米国で戦いながら台湾の状況に関心を寄せている。最終ラウンド前夜、自分が好成績をあげて家族や台湾の人々に明るいニュースを届けようと考えていたウェイリン・スーは、初優勝という最高の形で台湾にエールを送ることとなった。
 
 

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