世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が東京オリンピックを控えた28日、最新のWBSC世界ランキングを発表した。男子野球のランキングは2018年からこれまでのポイントで算出。台湾は2019年のWBSCプレミア12、U-18ワールドカップでの好成績などで過去最高の世界2位に上昇した。なお、東京オリンピックに関して台湾は新型コロナウイルス感染拡大の影響で最終予選に参加しておらず、出場を断念している。
男子野球のランキングは過去4年間に出場したU-12ワールドカップから成人代表による大会までの成績をポイント化して算出される。今回のランキングでは2018年からこれまでに行われた各大会が対象。
中華民国(台湾)のナショナルチームを意味するチャイニーズタイペイは2019年のWBSCプレミア12で5位となり807ポイントを獲得。また同年のBFAアジア選手権優勝で120ポイント、U-18ワールドカップ優勝で575ポイント、U-12ワールドカップ優勝で345ポイント、そして2018年のU-23ワールドカップでは5位で404ポイントを獲得した。
このほか2018年のアジア競技大会3位で223ポイント、2018年のU-15ワールドカップ3位で335ポイントを獲得するなど、トータルでは3,590ポイントとなり、チャイニーズタイペイは前回のランキングから2つ順位を上げて過去最高の世界2位となった。
世界1位は4,141ポイントで日本がキープ。韓国は3,452ポイントで3位。米国は3,114ポイントで4位に順位を落とした。メキシコは前回と同じ5位。東京オリンピックに参加するのは6チームで、開催国の日本、韓国、米国、メキシコ、そして世界7位のドミニカ共和国、同24位のイスラエルとなっている。