中華郵政股份有限公司が日本のサンリオと提携し、「郵蒂幸福」シリーズのキャラクターグッズ第三弾を発売した。「郵蒂幸福」は中国語の「郵遞幸福」(郵便で幸福を配達する)の「遞」を、ハローキティの中国語名「凱蒂貓」の「蒂」に代えたもの。「遞」と「蒂」の中国語の発音は同じ。中華郵政の伝統的な要素で郵便配達員に変身したハローキティが温もりと幸福への祈りを送り届ける。また、これらグッズのうち一部では中華郵政創設125周年を記念する特別限定バージョンも販売されている。
今回発売されたのはハローキティの特製ぬいぐるみとハローキティがデザインされた郵便配達車両のミニカー。ぬいぐるみは「郵便配達員」タイプと「手紙」タイプの2種類で、「郵便配達員」タイプのハローキティは郵便配達の帽子をかぶり、中華郵政のロゴが入ったカバンを肩に掛けている。一方「手紙」タイプは鉛筆と便箋を手にし、今まさに手紙を書こうとしているかのようなポーズ。ソフトな材質で作られているほか、金属製のリング(丸カン)も付いていて持ち歩くのに便利なマスコットになっている。
郵便配達車両のミニカーはトラックとワンボックスカーがセットで販売される。いずれもボディに「郵便配達員」タイプと「手紙」タイプのハローキティが描かれている。
またこれらのグッズを組み合わせた特別セットは288セット限定。内容は「郵便配達員」、「手紙」両タイプのぬいぐるみ各1個に郵便配達車両のミニカー通常版1組、そして中華郵政創設125周年の記念バージョンである金色(通常版は白)のナンバープレートのミニカー1組が付く。購入は1人2セットまで。
さらに中華郵政創設125周年の記念セットは600セット限定。特別セットの内容に加えて、ハローキティがデザインされた特製切手アルバム1冊と「ハローキティ福袋」1個が付く。購入は1人2セットまで。
中華郵政によると、今回のキャラクターグッズは30日午前8時30分(台湾時間)に販売を開始。2種類の限定セットの購入は1人2セットまで。販売は中華郵政の通販サイトでのみ行われる。ぬいぐるみやミニカーセットの通常版は各郵便局の窓口、郵政博物館(台湾北部・台北市)、中華郵政の通販サイトで販売されるという。