世界の高校生が地学の実力を競う第14回国際地学オリンピック(International Earth Science Olympiad)が8月23日から29日までオンラインで行われ、台湾代表の高校生5人のうち、4人が金メダル、1人が銀メダルを獲得した。また、各国で行った野外調査の成果を発表する「National Team Field Investigation (NTFI)」では銀賞を獲得した。また、総合成績はオーストラリアと並ぶ1位だった。
金メダルを獲得したのは国立新竹科学園区実験高級中等学校(=高校)の陳郁仁さん、国立台湾師範大学附属高級中学の李恩斉さん、新竹市私立康橋高級中学の曽映舫さん、国立花蓮高級中学の蔡銘哲さんの4人。銀メダルを獲得したのは台北市立建国高級中学の陳則宇さん。
今年の国際地学オリンピックは新型コロナウイルスの影響を受けてオンラインで開催された。台湾代表の高校生は、台湾の大学に所属する教授10数名から成る代表選考チームが、校内選考、全国選考、それに二段階の最終選考キャンプを経て、504人の中から最終的に5人選んだ。
今年は世界33か国・地域から199人が参加。30日に成績の発表と閉会式が行われた。