2025/05/09

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文化・社会

第24回夏季デフリンピック、許楽が陸上女子100mハードルで台湾に金メダル第1号

2022/05/12
第24回夏季デフリンピックで11日(ブラジル時間)、台湾の許楽選手(写真)が女子100mハードル決勝で13秒91の大会新記録をマークして優勝、台湾に今大会初の金メダルをもたらした。(簡慶宏コーチ提供、自由時報より)
ブラジルのカシアス・ド・スルで5月1日から15日まで開催されている第24回夏季デフリンピック競技大会で台湾選手が最初の金メダルを獲得した。大会前から大きな期待を集めていた陸上の許楽選手は11日(ブラジル時間10日)に行われた女子100mハードル決勝で13秒91の大会新記録をマークして金メダルに輝いた。
 
今大会の女子100mハードルには7カ国の選手が出場。許楽選手は同種目の世界ろう記録保持者で、2日前に行われた女子100mで銅メダルを獲得してからハードルでの成績がいっそう注目されていた。
 
決勝で許楽選手はトップでゴールイン。13秒91の記録は自身の持つ世界ろう記録(13秒19)にこそ及ばなかったものの、デフリンピックの大会記録を更新。自身にとって国際大会初の金メダルとなったほか、今大会の台湾選手団に最初の金メダルをもたらした。
 
この日の陸上競技では台湾の許安誼選手も女子やり投げに出場。許選手は48m37をマークするも、ライバルであるクロアチアのLaura STEFANAC選手に及ばず銀メダルにとどまった。許選手はデフリンピックの女子やり投げで3個目の銀メダルとなった。
 
男子棒高跳びには台湾ろう記録保持者の陳重宇選手が出場。実力を発揮して3m80に成功したが、4m20を記録した日本の北谷宏人選手には及ばず銀メダルにとどまった。
 
 

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