2025/02/23

Taiwan Today

文化・社会

国際生物学オリンピックは金3・銀1、国際物理オリンピックは金2・銀3の成績

2022/07/19
第33回国際生物学オリンピックと第52回国際物理オリンピックがそれぞれ開催され、台湾代表として出場した高校生は生物学オリンピックで金メダル3個、銀メダル1個を獲得。物理オリンピックでは金メダル2個、銀メダル3個を獲得した。写真左は生物学オリンピックに出場した台湾代表4人、右は物理学オリンピックに出場した高校生5人と指導教員。(教育部)
世界の高校生を対象にした生物学の国際的なコンテスト「第33回国際生物学オリンピック」が7月10日から18日までアルメニアのエレバンで開催された。世界65カ国・地域から62チーム、計238人が参加する中、台湾代表として出場した高校生4人は金メダル3個、銀メダル1個を獲得した。
 
金メダルを獲得したのは台北市立建国高級中学(=高校)の黄與真さん、国立嘉義高級中学の劉宸安さんと黄亮昕さん、銀メダルを獲得したのは台中市立第一高級中学の胡凱捷さん。なお、個人成績及び国別順位はまだ発表されていない。
 
台湾は1999年以降、国際生物学オリンピックに台湾代表を派遣し、毎年優れた成績を収めている。現在までの成績は金70、銀23、銅3となっている。来年の開催国はアラブ首長国連邦。
 
また、7月10日から17日までスイスの主催で行われた「第52回国際物理オリンピック」には、世界75カ国・地域から75チーム、計368人の生徒が参加。台湾代表として出場した高校生5人は、金メダル2個、銀メダル3個を獲得。国別順位は昨年より1位上げて4位となった。
 
金メダルを獲得したのは台中市立第一高級中学の林奕廷さん(個人成績11位)と林韋辰さん(個人成績14位)、銀メダルを獲得したのは台北市私立延平高級中学の林順文(個人成績45位)、台北市立建国高級中学の楊祐宇(個人成績63位)、台中市立第一高級中学の呉昀諺さん(個人成績70位)だった。
 
今年の国際物理オリンピックはベラルーシで開催される予定だったが、ロシアのウクライナ侵攻の影響を受け、開催直前になってスイス主催、オンライン方式での開催に変更となった。
 
台湾は1994年以降、国際物理オリンピックに台湾代表を派遣している。現在までの成績は金79、銀32、銅18、入賞8となっている。来年の開催国は日本。

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