2025/05/10

Taiwan Today

文化・社会

野球のU-12ワールドカップが29日から台南で開催、台湾は3度目の優勝目指す

2022/07/22
11歳から12歳の選手たちの野球の国際大会、第6回WBSC U-12ワールドカップが7月29日から8月7日まで台南市で行われる。台湾(チャイニーズ・台北)は3度目の優勝を目指す。(教育部サイトより)
11歳から12歳の選手たちによって競われる野球の国際大会、第6回WBSC U-12ワールドカップが7月29日から8月7日まで台湾南部・台南市の亜太国際棒球訓練中心球場(アジア太平洋国際球場)で行われる。台湾が世界的な野球大会を開くのは2019年の世界野球WBSCプレミア12以来3年ぶり。また、2020年に新型コロナウイルスのパンデミックが起きてから初めて台湾で行われる野球の国際大会でもある。
 
教育部体育署(日本のスポーツ庁に相当)によると、U-12ワールドカップは2011年に世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が開始し、その後隔年で開催。開催地は毎回台湾で、2015年に7回連続で台南市を開催地とすることでWBSCの同意を得ており、2027年大会まで同市で開かれることになっている。このため体育署と台南市が協力して台湾初の「亜太国際棒球訓練中心」を台南市に設置、これによって台南市は「世界の少年野球の都」と称されるようになった。今回の大会は昨年行われる予定だったが、コロナ禍の影響で今年に延期。第7回大会は来年行われる予定で、初の「2年連続開催」となる。
 
第6回大会には台湾、日本、米国、韓国、メキシコ、ベネズエラ、イタリア、パナマ、南アフリカ、チェコ、ドミニカ共和国の11カ国が参加。台湾(チャイニーズ・タイペイ)は7月29日の開幕戦でイタリアと対戦する。2019年の前回大会で台湾は強豪日本を決勝戦で降して2度目の優勝を果たしている。今年の大会では頼朝栄監督が全国の少年野球チームから選ばれた精鋭たちを率い、1カ月間の合宿で育んだ最高の戦力とチームワークを発揮して3度目の優勝に全力で挑む。
 
 

ランキング

新着