2025/05/22

Taiwan Today

文化・社会

WBSC U-12ワールドカップは29日から、アジア太平洋国際球場を外国使節が絶賛

2022/07/28
野球の国際大会、第6回WBSC U-12ワールドカップが7月29日から台南市にあるアジア太平洋国際球場で行われる。台湾、日本、韓国、米国など11カ国の選手が世界一を争う。写真は各国のビデオメッセージ。(台南市提供、聯合報)
新型コロナウイルスの関係で延期されていた野球の国際大会、第6回WBSC U-12ワールドカップが7月29日から8月7日まで台湾南部・台南市にある亜太国際棒球訓練中心球場(以下、「アジア太平洋国際球場」)で行われる。今年は台湾、メキシコ、ベネズエラ、イタリア、南アフリカ、パナマ、日本、韓国、米国、チェコ、ドミニカ共和国の11カ国の11歳から12歳までの選手たちが台南市に集い、世界王者の座を競う。前回大会優勝のチャイニーズ・タイペイ(台湾)は自信満々で連覇を狙う。
 
今年のWBSC U-12ワールドカップは新型コロナの感染が始まって以降、台湾で開催される初めての国際的な野球大会で、台南市の黄偉哲市長はビデオメッセージを通じて台湾各地の野球ファンに対し、台南市のアジア太平洋国際球場に足を運び応援するよう呼びかけた。イタリア、日本、メキシコ、南アフリカ、米国の駐台使節及び代表もそれぞれビデオメッセージを寄せ、大会の成功と台湾ならびに台南市に対する友好的な立場を伝えた。各国ともにこの国際レベルの野球大会に大いに期待している。
 
イタリア経済貿易文化推広弁事処(Italian Economic, Trade and Cultural Promotion Office, IETCPO)のDavide Giglio代表はブルーのユニフォームに身を包んだイタリアの少年野球選手たちの来台を歓迎した。
 
日本の対台湾窓口機関・日本台湾交流協会の泉裕泰代表は日本とチャイニーズ・タイペイの好成績への期待を中国語で述べたほか、両国のチームにエールを送り、台日友好の精神を重ねて示した。
 
メキシコ商務簽証文件及文化弁事処(Mexican Trade Services Documentation and Cultural Office)のMartin Torres処長は新築のアジア太平洋国際球場に深い印象を受けた様子で、「少年野球にとって最高の球場だ」と絶賛した。
 
南アフリカ聯絡弁事処(Liaison Office of South Africa)のHugh Graham Anderson代表は、弁事処のスタッフ全員と手に様々なグッズ、服装は野球のユニフォームというにぎやかなスタイルで南アフリカチームにエールを送り、同国の情熱的な国民性を体現した。
 
米国は2013年から2017年にかけて3連覇するなど、その実力を十二分に発揮してきた。今回は米国在台協会(AIT)高雄分処のJack Lambert副処長が、台南市での大会に出場する選手たちの全てが順調であるよう祈り、スポーツ交流を通じて各国がその距離を縮め、国境と文化の違いを越えられるよう期待した。
 
 

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