2025/04/29

Taiwan Today

文化・社会

国際情報オリンピック、台湾が金2銀2獲得の大健闘

2022/08/16
第34回国際情報オリンピックに参加した精鋭たち。左から劉恩溢さん、侯欣緯さん、劉澈さん、賴昭勳さん。(教育部全球資訊網ニュースサイトより)

インドネシアで開催された「第34回国際情報オリンピック」に参加した台湾代表の高校生4人が、金メダル2個、銀メダル2個を獲得し、国別の順位で韓国と並び4位という好成績を収めた。国際情報オリンピックは、高校生までの生徒を対象とした情報科学に関する能力を競う国際大会。今大会には、88か国・地域の349名が参加した。

台湾代表の4名のうち、金メダルを獲得したのは、国立新竹科学園区実験高級中等学校(台湾北部・新竹市)の劉恩溢さん(個人順位19位)、国立台湾師範大学附属高級中学(台湾北部・台北市)の侯欣緯さん(同29位)、銀メダルを獲得したのは、台北市立建国高級中学の劉澈さん(同49位)と賴昭勳さん(同80位)。高級中学は日本の高校に当たる。

今年はコロナ禍の影響を受け、リアルとオンラインのハイブリッド形式で行われた。実際には、70チームが開催地のインドネシアへ赴き、残り18チームがオンライン参加となった。

今大会、台湾の代表選手の選考や訓練には、台湾の大学の教授・学者10名あまりがチームを組んで当たった。代表選考は一般公募、一次審査、二次審査、最終審査の4段階を経て、3,867名の学生から選ばれた4名が台湾代表として参加した。代表選手団は6日 インドネシアに向け出発、14日午後6時(台湾時間同日午後7時)に行われた閉幕式と授賞式に参加して、15日に帰途についた。

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