2025/04/29

Taiwan Today

文化・社会

双十国慶節のロゴ発表、日本から京都橘高校吹奏楽部が参加!

2022/09/07
双十国慶節の祝賀大会の準備を担当する国慶籌備委員会は6日、今年のロゴとキャッチコピーを発表した。また、「台日友情50周年」をアピールするため、日本の京都橘高校吹奏楽部が祝賀大会のパフォーマンスに出演することを明らかにした。(国慶籌備委員会)
10月10日の双十国慶節(中華民国の建国紀念日に相当。台湾では双十国慶日と称する)の祝賀大会の準備を担当する国慶籌備委員会(=準備委員会)は6日、今年のロゴ「多元匯聚 璀璨未来(=多様性が集まる 輝く未来)」を発表した。ベースとなっているのは「双十」つまり、「十」の文字が横に2つ並んだもの。さまざまな色のラインが中心に向かって集まるようなデザインで「双十」を表現することで、「あなたも私も一緒に前進する」というイメージを作り上げた。また、勲章のようにも見えるデザインで、国土を守るという集団的栄誉を表現したという。
 
さらに、今年の双十国慶日のキャッチコピーは「守土衛国 你我同行 TAIWAN NATIONAL DAY 2022」と発表された。内政部の政務次長(=副大臣)でもある国慶籌備委員会の陳宗彦秘書長によると、「守土衛国 你我同行(国土を守る あなたも私も一緒に)」は台湾というこの土地に住む2,300万人のコンセンサスであり目標でもある。台湾の主体意識を高め、自己防衛への決意を固めたいとの願いを込めた。
 
陳宗彦秘書長は同時に、蔡英文総統が会長を務める中華文化総会や、日本の対台湾窓口である日本台湾交流協会などの働きかけにより、日本の京都橘高校吹奏楽部の出演が決定したと発表した。同校の吹奏楽部は高い人気と知名度を誇り、マーチングコンテストの常連として知られる。今年は日本台湾交流協会の設立50周年の節目の年で、台湾では「台日友情50周年」と位置付けられている。日本の高校生による活力あるパフォーマンスが、祝賀大会にかつてない盛り上がりをもたらしてくれることが期待される。陳宗彦秘書長は「50周年という節目を迎える台湾と日本が、肩を並べて前進しようとするポジティブなパワーを世界にアピールしたい」と意気込みを見せた。
 

ランキング

新着