2025/07/05

Taiwan Today

文化・社会

仏「クレルモン=フェラン短編映画祭」で「台湾テーマ国」活動、67作品を上映

2023/01/19
駐フランス台北代表処台湾文化センターがフランスの「クレルモン=フェラン国際短編映画祭」と協力し、今年の同映画祭で台湾の作品67本を上映することに。(文化部サイトより)
駐フランス台北代表処台湾文化センター(Centre Culturel de Taïwan à Paris)がこのほどフランスの「クレルモン=フェラン国際短編映画祭(Festival de court métrage international de Clermont Ferrand)」と協力し、今年の同映画祭で「台湾テーマ国」活動を実施することになった。開催期間中(1月27日から2月4日まで)に59本のショートフィルムとVR(ヴァーチャルリアリティ)作品5本、国際コンペティションへのエントリー作品3本を上映する。
 
同映画祭が初めて行う「台湾テーマ国(Country in Forcus)」活動では、台湾のショートフィルムの上映、台湾の映像市場展と台湾グルメ、映画祭における観客とのふれあいの三つを通して台湾文化の活力を紹介する予定。上映作品は台湾セレクション、ホラー、デジタル修復作品、学生による作品、VR作品など合計64本で、国際的な映画監督のツァイ・ミンリャン(蔡明亮)氏の『天橋不見了』、宋欣穎監督のアニメ『幸福路上』(日本題名:幸福路のチー)、沈可尚監督の『與山』、趙徳胤監督の『海上皇宮』、黄心健監督の『輪迴』、王登鈺監督の『紅尾巴』なども上映される。
 
またコンペティション部門では台湾の3作品がノミネートされているほか、台湾の映画監督、何蔚庭監督と俳優の呉可煕さんが要請に応じて審査委員を務める。
 
駐フランス台北代表処台湾文化センターの胡晴舫主任は、「『クレルモン=フェラン国際短編映画祭』は『短編映画のアカデミー賞』とも称される。今回台湾がテーマ国として、67本の作品で我が国の映像創作の優れた実力を一度に世界の映画ファンに示すことは非常に得難い機会だ。今回の映画祭参加は台湾の映像創作者たちが国際的に活躍する場を広げてくれるだろうし、若い監督たちの国際的なネットワーク確立を助け、彼らがこれからも映像の創作に打ち込めるようにしてくれるだろう」と話している。
 
「クレルモン=フェラン国際短編映画祭」は27日から2月4日まで開催される。詳しい情報はウェブサイトを参照のこと。
 
 

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