2025/06/14

Taiwan Today

文化・社会

プラハ・カドリアンナーレ、台湾は「希少な船」に例えて芸術創作力を表現

2023/06/14
4年に一度の国際的な舞台美術の祭典「プラハ・カドリアンナーレ」に台湾も参加。台湾パビリオンではアートと科学技術の結合を核心に、台湾の希少性をアピールしている。写真は先住民族、ルカイ族のパフォーマンス。(中央社)
社団法人台湾技術劇場協会(Taiwan Association of Theatre Technology)が13日、プレスリリースを通じて「第15回プラハ・カドリアンナーレ(Prague Quadrennial of Performance Design and Space,略称PQ23)」における台湾パビリオンではアートと科学技術の結合を核心にすると説明した。声紋認証の体験とその場でのパフォーマンスを結び付け、台湾における自由民主と多元的文化の希少性をコンセプトにして台湾の舞台芸術の豊かなエネルギーを表現するという。
 
「プラハ・カドリアンナーレ」は4年に一度開かれる舞台芸術の国際的な祭典で、1967年に始まった。世界で最も長い歴史を持つ、劇場美術、舞台芸術のデザイン、劇場建築を主とした国際的な展示会であり芸術祭である。
 
今年のテーマは「RARE(希少)」。台湾技術劇場協会の林璞理事長はこのテーマに合わせ、今年は「希少な船-台湾(The Rare Ship, Taiwan)」を出展コンセプトにしていると指摘。展示ブースのビジュアルデザインは「台湾」、「科学技術」、「潮の流れ」、「山林」とし、それらをLEDスクリーン、照明と組み合わせて「希少な島」のイメージを表現しているという。
 
台湾パビリオンは8日にすでにオープン。18日まで展示されている。また、14日は「台湾デー」として、各国の劇場関係者を招いて交流活動を行うことになっている。
 
 

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