2025/07/06

Taiwan Today

文化・社会

海外でも活躍のパイワン族児童合唱団、国連駐在常任代表らに歌声披露

2023/08/16
Puzangalan希望児童合唱団による感謝音楽会に出席した観客は、素晴らしいパフォーマンスを楽しみ、子供たちと手をつないで踊ったり、和やかで楽しい時間を過ごした。(中華民国外交部ニュースサイトより)

中華民国外交部(日本の外務省に相当)は15日午後、呉釗燮部長(外相)主催の下、台湾先住民族パイワン(排湾)族の児童合唱団「Puzangalan希望児童合唱団」による感謝音楽会を開催した。合唱団の40人の子供たちは、台湾語、先住民族、アフリカなどの歌を披露し、美しく感動的な歌声で観客を魅了した。友好国の国連ジュネーブ事務局及び国際機関常任代表たちも同日、外交部を訪れており、呉部長の誘いを受けて音楽会を鑑賞した。観客はみな素晴らしいパフォーマンスを楽しみ、子供たちと手をつないで踊ったり、和やかで楽しい時間を過ごした。

呉部長は、「合唱団の子供たちは海外においても素晴らしいパフォーマンスを披露している。合唱団のメンバー全員が台湾を宣伝するイメージ大使で、今後も歌と熱意を通じて国際社会に台湾の魅力を伝え続けるよう期待している。外交部は、美しい自然の歌声と最高の栄誉を分かち合えることを合唱団に感謝の意を表し、合唱団が国に栄光をもたらしたことを表彰する感謝状を授与する」と述べた。

台湾南部・屏東県のPuzangalan希望児童合唱団は2012年に設立。団員は、先住民族の子供たちで構成され、パイワン族の伝統音楽と現代音楽を組み合わせた独特の音楽スタイルを披露している。今年7月、外交部の支援のもと、団長を務める蔡義方教諭、指揮者の呉聖穎教諭、伴奏者の龔珊慧教諭が引率して、ドイツで開催された「第12回世界ヨハネスブラームスの合唱コンクール&フェスティバル」に参加。児童部門の第1位、教会音楽部門の第1位、民謡部門の第2位という輝かしい成績を収めた。そのほか、スイスやドイツなどで「聞く台湾」コンサートを度々開催し、現地の人々から高い評価を受けている。

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