2025/04/29

Taiwan Today

文化・社会

2023台湾クリエイティブエキスポ、IPライセンス展示会がスタート

2023/09/27
26日にスタートした台湾クリエイティブエキスポのIPライセンス展示会では、IPキャラクターのぬいぐるみも登場。参加者をなごませていた。(文化部ニュースサイトより)

22日から空総台湾当代文化実験場(C-LAB)と国家鉄道博物館籌備処(=準備処)で開幕した「2023台湾文博会(台湾クリエイティブ・エキスポ)」は、26日からIPライセンス展示会がスタートした。華山1914文創園区(文化クリエイティブパーク)、花博公園争艶館、松山文創園区において、国内外の様々なキャラクターブランド品が展示されている。

26日に花博公園争艶館において開催された開幕記者会見には、文化部(日本の文科省に類似)の王時思政務次長(副大臣)、文化内容策進院(台湾文化コンテンツの産業化、国際化を促進する独立行政法人、TAICCA)の蔡嘉駿董事長(会長)、台湾角色授権協会(台湾キャラクターライセンシング協会)の鄭文福理事長、日本の一般社団法人キャラクターブランド・ライセンス協会(CBLA)の東山靖副理事長、韓国文化コンテンツライセンス協会のチョ・テポン会長、タイデジタルコンテンツ協会のSmith Simargool会長、タイアニメーション協会のNOP DHARMAVANICH代表らが出席した。

王時思次長によると、今年の文博会には540を超える国内外のキャラクターブランドやIPライセンス企業、各国の国際ブランドやキャラクターライセンス企業が招きを受けてを出展し、TAICCAも初参加する。消費者により多くの選択肢を提供し、台湾の知的財産が、国際社会でさらなる注目を集め、交流、ライセンス取得の機会を得ることができるよう期待している。

文博会を主催する文化部は、「文博会は、台湾の毎年恒例の画像ライセンスイベントとなっている。花博公園争艶館の展示エリアには、国内外のオリジナルキャラクターIPが集まる。今年の出展者には台湾のオリジナルIPや超人気IPが多数含まれており、海外からは、日本のキャラクターブランド・ライセンス協会を中心に13社が出展している。そのほか、タイ、香港、マカオ、マレーシア、韓国、オランダなど各国のIP企業が参加する」と説明した。

華山1914文創園区の4棟の展示エリアでは、日本最大のパーソナルギフトと生活雑貨の国際見本市、「東京インターナショナル・ギフト・ショー」が招きを受けて、出展している。また国立故宮博物院と日本のトイメーカーのメディコム・トイによるコラボ商品のクマ型ブロックフィギュア、「BE@RBRICK(ベアブリック)」もお目見えする。これは、国立故宮博物院が所蔵する国宝の名画「清明上河図」をデザインしたもので、即日完売した超人気商品。

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