2025/07/03

Taiwan Today

文化・社会

哈瑪星台湾鉄道館で高雄駅の100年を振り返る特別展、日本の鉄道博物館館長も参観

2023/11/08
高雄市の駁二芸術特区内にある哈瑪星台湾鉄道館は今月3日より、日本統治時代から現在に至るまでの高雄駅の100年間を振り返る特別展「驛動・城啓-高雄車站百年物語」を開催している。6日、日本の鉄道博物館(さいたま市大宮区)の大場喜幸館長、荒木文宏副館長、五十嵐健一学芸部主任らがこの特別展を参観した。(高雄市立歴史博物館)
高雄市の駁二芸術特区内にある哈瑪星台湾鉄道館は今月3日より、日本統治時代から現在に至るまでの高雄駅の100年間を振り返る特別展「驛動・城啓-高雄車站百年物語」を開催している。文化部国家鉄道博物館籌備処(準備処)が主催した鉄道文化交流フォーラム『国際接軌的合作策略』に参加するため台湾を訪問していた日本の鉄道博物館(さいたま市大宮区)の大場喜幸館長、荒木文宏副館長、五十嵐健一学芸部主任らが6日、高雄を訪れてこの特別展を参観した。大場館長は館内の模型展示について「台湾の景観や産業の発展を反映しており大変良かった」、「大変感動したし、展示のヒントを得た」などと話していたという。
 
哈瑪星台湾鉄道館を運営する高雄市立歴史博物館によると、この特別展は高雄駅を縦軸とし、駅周辺の建築の変化、エスニック・グループの変遷、歴史事件、都市の発展などを横軸としたもので、日本統治時代から現在に至るまでの台湾の鉄道の物語を回顧する内容となっている。
 
高雄市立歴史博物館と日本の鉄道博物館はかつて哈瑪星台湾鉄道館で「交流展」やシンポジウム、座談会などを開催するなど緊密な関係にある。
 
哈瑪星台湾鉄道館は2016年にオープンした。1階は「哈瑪星」と呼ばれたこのエリアの歴史を核心とし、さまざまな模型を使って台湾の過去100年間の鉄道の歴史とそれにまつわる人々の暮らしに関する展示を行っている。2階は特別展エリアで、さまざまな企画展を開催したり、海外の鉄道博物館と協力して期間限定の特別展を開催している。
 
哈瑪星台湾鉄道館公式サイト: https://hamasen.khm.gov.tw/
公式フェイスブックページ:https://www.facebook.com/B8Warehouse
 
特別展「驛動・城啓-高雄車站百年物語」
場所:哈瑪星台湾鉄道館(高雄市鼓山区蓬莱路99号/駁二芸術特区蓬莱B7、B8倉庫)
 

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