2025/06/08

Taiwan Today

文化・社会

台北101ビルの年越し花火、300秒・16,000発で初めて日本製花火も

2023/12/13
2024年台北101ビル年越し花火のテーマは「カラフルワールド」。台湾の多種多彩な文明と人類の色彩豊かで希望に満ちた2024年の到来を象徴するものだ。(行政院ニュースサイトより)

行政院の鄭文燦副院長(副首相)は12日、毎年恒例となる年越しカウントダウンの一大イベント「2024年台北101年越し花火」の記者会見に出席した。台湾北部・台北市にある台湾のランドマーク、台北101ビルは12日、「今年の年越し花火のテーマは『カラフルワールド』。台湾の多種多彩な文明と人類の色彩豊かで希望に満ちた2024年の到来を象徴するものだ。今年の花火は、300秒間にわたって、約1万6,000発を打ち上げる予定。初めて日本の花火も使用する。数百万人の人出が見込まれ、新型コロナの感染流行前の水準に戻りつつある」と発表した。

鄭文燦副院長はあいさつで、「台北101ビルでの大晦日の花火は、市民の記憶に残るだけでなく、国際メディアにとっても新年カウントダウンに欠かせないスポットとなっている。メディアの報道では例年、オーストラリア・シドニーに次いで年越しを迎える台北101の花火が紹介される。これは大晦日のカウントダウンで世界的に必見の花火だと評価され、台湾の魅力を表すものだ」と語った。

鄭文燦副院長また、台湾を訪れる観光客にとって、台北101ビルは必須の観光スポットだと強調した。2023年の来台観光者数は、12月中に目標の延べ600万人に達するとみられる。台湾は、人々がより多くの時間をかけて台湾を知ることができるよう多様で深みのある観光を促進したいとしており、今後、台北101ビルともさらなる協力が見込まれる。そのほか今年の花火の目玉として、20回目にして初めて日本の花火メーカーとの提携が実現し、台日友好を象徴した色鮮やかな花火が、イベントの盛り上げ役となるよう期待が持たれる。

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