第65回国際数学オリンピックが7月11日から22日までイギリスで開催された。今年は108か国・地域から609人の高校生が参加。台湾を代表して参加した高校生6人は金メダル2個、銀メダル2個、銅メダル2個を獲得し、国・地域別順位は11位（生徒の総合成績をもとに計算）と健闘した。台湾代表の高校生のうち最も上位の成績を残したのは高雄市立高雄高級中学（=高校）2年生の李天輝さん。金メダルを獲得し、個人順位は29位だった。
今回の台湾代表の高校生6人は、台湾の大学教授20数名からなる育成チームによって、台湾全土からエントリーがあった1855人の中から選抜したもの。台湾代表チームのリーダーは国立陽明交通大学副教授の高竹嵐氏が、副リーダーは国立清華大学数理教育研究所副教授の陳正忠氏がそれぞれ務めた。
一行は7月25日に台湾へ戻る予定。