パリ五輪のボクシング女子57キロ(フェザー)級の準決勝が台湾時間8日未明に行われ、台湾の林郁婷選手がトルコのエスラ・ユルドゥズカフラマン選手に5-0で判定勝ちし、銀メダル以上が確定した。台湾時間11日未明に行われる決勝で、ポーランドのユリア・シュレメタ選手と金メダルを争う。
2日前から風邪の症状があったという林郁婷選手は、「医療チームによるケアのおかげで試合に出ることができた」とかすれた声で感謝の言葉を述べた。
決勝で対戦するポーランドのユリア・シュレメタ選手は、これまで一度も戦ったことがない相手となる。
台湾時間7日夜には卓球女子団体の準々決勝が行われ、台湾は中国と対戦した。台湾からは鄭怡静選手、陳思羽選手、簡彤娟選手、中国側は世界順位1~3位の孫穎莎選手、陳夢選手、王曼昱選手が出場した。卓球の団体戦はダブルス1試合、シングルス4試合が行われ、先に3勝したチームが勝利となる。第1試合のダブルスは陳思羽選手と簡彤娟選手が、第2試合、第3試合のシングルスは鄭怡静選手、簡彤娟選手が順番に登場したが、中国から1ゲームも奪うことができず、3対0で完敗した。