文化部が主催する台北時装週(台北ファッションウィーク)が10月17日から21日まで松山文創園区で開催される。今年は「台Type時尚図鑑」をテーマに、日常にひそむ台湾の人々のファッションや文化的センスを深く探求すると同時に、IP(キャラクター)創作とファッションデザインの異業種コラボの成果を披露する。9月30日に行われた事前記者会見には文化部の李遠部長(文化相)が登場した。
文化部は今年のプロモーション動画やポスターなどのビジュアルに、パリ五輪で性別騒動の逆境にも負けず金メダルを獲得した女子ボクサーの林郁婷選手を起用した。林選手の活躍は台湾の不撓不屈の精神を象徴するものであり、また伝統への挑戦やイノベーションを続けるアパレル・ファッション産業の特質にも合致しているのがその理由だという。また、10月17日の開幕ショーではファッションデザイナー6人と台湾オリジナル・キャラクター(IP)のクリエイター6人がコラボ。ファッションとカルチャー・クリエイティブが融合した作品が披露される。
このほか、台北ファッションウィークの開催に合わせて松山文創園区3号倉庫では「台Type超搖擺」と題する展示会が開かれ、ファッション・デザイナーとIPクリエイターの共創のプロセスを知ることができる。10月17日には午後5時から行われるゲストのみの開幕ショーの終了後、午後8時からは一般客が入場可能なファッションショーも行われる。入場券の申込受付は10月3日正午より公式サイトで行われる。
また、10月16日から24日まで、松山文創園区を中心に合計13回にわたり、台湾人ファッションデザイナーによるファッションショーが行われる。松山文創園区4号倉庫では国内外のバイヤーを対象にした調達商談会が開催され、デザイナーとバイヤーが対面式で商談を行うことができる。
詳細は公式サイトを参照のこと。
https://tpefw.com/