2025/05/02

Taiwan Today

文化・社会

2024年度「腐敗認識指数」、台湾は過去最高順位の25位に

2025/02/13
トランスペアレンシー・インターナショナルはこのほど、2024年度版「腐敗認識指数」を発表した。それによると台湾の「腐敗認識指数」は67点で、180カ国・地域中の世界順位は2023年度より3位上昇の25位となった。(トランスペアレンシー・インターナショナル公式サイトより)
腐敗や汚職問題に取り組む国際的な非政府組織トランスペアレンシー・インターナショナル(Transparency International)はこのほど、2024年度版「腐敗認識指数(Corruption Perceptions Index)」を発表した。それによると台湾の「腐敗認識指数」は67点で、180カ国・地域中の世界順位は2023年度より3位上昇の25位となった。「腐敗認識指数」は世界各国の公務員や政治家がどの程度腐敗していると認識されるかを指数で示すもので、最も清廉な状態を意味する100点から、最も腐敗していることを示す0点までの範囲で採点される。法務部廉政署によると、25位は台湾にとって過去最高順位で、調査対象となっている180か国・地域のうち86%を上回ることを意味する。
 
法務部廉政署によると、今回の調査対象は世界180か国・地域あり、台湾はそのうち25位にランクインした。これは2023年度調査の28位より3ランク上昇したことになる。また、アジア太平洋地域の31か国・地域の中では、シンガポール、ニュージーランド、オーストラリア、香港、ブータン、日本に次ぐ7位だった。
 
ただし、「腐敗認識指数」で見た場合、台湾の指数は2023年と同じ67点だった。しかし、オーストリア、フランス、米国が指数を下げたことにより、台湾は指数は変わらず、順位を3位上げる結果となった。
 
なお、2024年度調査の結果は、昨年に続きデンマーク(90点)が1位を死守した。以下は2位:フィンランド(88点)、3位:シンガポール(84点)、4位:ニュージーランド(83点)、5位:ルクセンブルク(81位)、ノルウェー(81点)、スイス(81点)の順だった。一方、ワーストランキングは1位:南スーダン共和国(8点)、2位:ソマリア(9点)、3位:ベネズエラ(10点)、4位:シリア(12点)などとなっている。
 

ランキング

新着