文化部は昨年のパリ五輪に合わせ、仏パリで「文化オリンピアード」を開催。この勢いに乗って、今年は大阪・関西万博に合わせて大阪市内で「文化万博」を展開することを決定した。イベントの名称は「We TAIWAN」。これに合わせて生まれたオリジナルマスコット「a-We」(アウィー)は、困難な状況の中から生まれた「希望の泡」のような存在で、成長や変形を繰り返しながら、自らに合った居場所を見つけていくキャラクターだ。李部長は、「これは、いくつものプレート、温度の違う海流、季節風などが交わる奇跡の島でありながら、一貫して世界に開かれた姿勢を示し、包容性、柔軟性、生存のための適応能力など、臨機応変に対応できる強靭性を形成してきた台湾の姿と同じだ」と説明。困難に直面しても落ち着いて対応できるようにとの願いを込めて「a-We」(アウィー)をプレゼントしたと述べた。
文化部によると、「We TAIWAN」は台湾と日本のアーティスト38組、総勢545名以上のメンバーが129回にわたる公演を行う。期間は8月2日から20日まで。場所はVS.(グラングリーン大阪内)、大阪市中央公会堂、こども本の森 中之島、中之島の4か所だ。すべてのプログラムは無料で鑑賞することができるが、一部のプログラムは事前の予約が必要。事前予約は12日より公式LINEアカウント(@we_taiwan)で受け付けを開始した。公式LINEアカウントで、プログラム情報の確認、予約、電子チケットの管理などが簡単に行える。
また、「We TAIWAN」公式LINEアカウントで遊べるオンラインゲーム「a-We POKE POKE」のプレイヤーも世界各地で続々と増えている。「a-We」(アウィー)をタップするだけというこの癒し系ゲームは、「a-We」を膨らませて弾けさせると、小さな「a-We」がたくさん生まれるというもので、世界中のプレイヤーのスコアが蓄積される。蓄積されたスコアによって、台湾人イラストレーター10名による限定アイテムが順次解禁される。解禁されたアイテムは、8月に登場する進化版ゲーム「a-We TO GO」に加わり、大阪市内でAR(仮想現実)とリアルを融合させた都市冒険を楽しむことができる。現在はすでに6番目のアイテムの解除が進行中だ。
また、公式Xアカウント(@wetaiwan_tw)では「a-We創作大会」を開催している。「a-We」(アウィー)を主役に、台湾の魅力を表現した写真やイラストを6月20日までに投稿し、「いいね」の数(ハートマークのタップ数)が多かった上位10名に「a-We」のぬいぐるみを、さらにそのうちトップ3名には特製ピンバッジセットをプレゼントする。
We TAIWAN台湾文化in大阪・関西万博
開催期間:2025年8月2日(土)~8月20日(水)
会場:オンライン、VS.(グラングリーン大阪内)、大阪市中央公会堂、こども本の森 中之島、中之島
公式サイト:https://wetaiwan.tw/jp
X:https://x.com/wetaiwan_tw
インスタグラム:https://www.instagram.com/wetaiwan.tw/
LINE:https://lin.ee/GwlNGiT