外交部と文化部、それに故宮博物院などは今年を「欧州台湾文化年」と銘打ち、9月にチェコで、11月にフランスで故宮展を開催する。また、欧州各国で台湾の芸術・文化イベントを開催することで欧州の人々に台湾が持つ文化的魅力を知ってもらうことを目指す。
林部長は記者団に対し、「台湾は科学技術の島であると同時に文化の島でもある。台湾が豊かな文化財とイノベーティブな精神を持ち合わせていることを知ってもらいたい」と述べ、これこそが「2025欧州台湾文化年」の核心を占めるメッセージだと説明した。林部長はこの日、「2025欧州台湾文化年」のスローガンを「From Tech to Culture, Taiwan Leads the Future!」とすることを明らかにしたほか、古代ローマの建造物を連想させるイラストに「Taiwan」の英文字や半導体チップの要素を融合させたロゴマークも公開した。
会場では出演者のリードにより、林部長と訪問団のジャーナリストたちが台湾の先住民族、シラヤ族の古い歌謡の一節を一緒に歌い、台湾文化の魅力を体感するというシーンも見られた。
このミュージカルは6月20日から29日まで台北表演芸術中心(台北パフォーミングアーツセンター)で上演されている。