中華文化総会の李厚慶秘書長は、「We TAIWAN」を開催する台湾の「文化ナショナルチーム」に帯同する形で、「TAIWAN PLUS」は応援団としての役目を果たすことになると説明。過去最多となる100以上のブランドを日本に持ち込み、日本の人々に台湾の創作の力を伝えたいと語った。
今回の「TAIWAN PLUS」のテーマは「台日新風」だ。生活雑貨やハンドクラフト、台湾グルメを販売したり、台湾発のデザインを宣伝したりする。新北市三重区の有名な魯肉飯(ルーローハン)専門店の「五燈奨」をはじめ、20のブランドが「TAIWAN PLUS」初参加となる。
「We TAIWAN 台湾文化 in 大阪・関西万博」と言えば、デザイナーの方序中氏が生み出したマスコットキャラクター「a-WE」(アウィー)の人気が上昇中だ。この日の記者会見でも、スマホケース、ガラス製のガチャガチャ、ぬいぐるみ、ピンバッジ、靴下など、さまざまな「a-WE」グッズが展示された。李厚慶秘書長によると、靴下やピンバッジは先行販売時点ですでに5000件を超える注文があり、台湾だけでなく、日本、香港、アメリカからも注文があったという。ちょうど16日には午前10時から、第3弾オリジナルグッズとして100%食用麦芽糖&ラテックスで作られた台湾製のストレスボールが発売になったと紹介し、「a-WE」を通じて世界に台湾の魅力を届けたいと期待を寄せた。
文化部の李遠部長(文化相)は、小説『アルケミスト 夢を旅した少年』の「何かを強く望めば宇宙のすべてが協力して実現するように助けてくれる」という一文を引用し、今回の取り組みはまさにそれを体現していると述べた。李遠部長によると、昨年準備に着手したときから多くの協力者を得てきたが、中華文化総会の参加は文化部にとってまさに「虎に翼」(ただでさえ強い力をもつ者にさらに強い力が加わることのたとえ)であり、「文化に関係することなら、彼らはいつも全力で支えてくれる」として中華文化総会に感謝した。
■TAIWAN PLUS 2025 台日新風■
https://wetaiwan.tw/jp/program/41
開催日|2025年8月9日(土)、10日(日)、16日(土)、17日(日)
時 間|15:00-21:00 入場無料
場 所|大阪市中之島公園