このプラットフォームには現在、文化遺産や史跡にまつわる物語6,000件が蓄積されている。史跡として現在、保存されていないところも一部紹介している。例えば、改築前の台湾鉄道旧台北駅などは、プラットフォーム上にかつての写真が保存されている。現在の様子を過去と比べてみたり、バーチャルな観光をしたりすることで、街の散策に奥行きが増す。
アプリ利用に当たっては、ユーザー登録してインターネットに接続、GPS機能を起動させ現在位置を確認すると、行きたいスポットの写真や歴史を表示することができる。同時に、近くのスポットなどの情報も提供してくれる。散策する前にサイトでユーザー登録し、計画的に散策ルートを練ることもできる。
このアプリは、インターネットと文化・歴史をつなぎ、デジタル化を通じて、文化・歴史をデータベース保存に適したコンテンツに整理。情報技術(IT)の発展と文化・歴史、そして発展した台湾の観光産業を活用、さらに無線LANネットワークとサービス業などを結び付けるものとなっている。