2025/05/18

Taiwan Today

文化・社会

今年はいちばん美しい桐花を!秘境大公開!

2015/04/17
第1位の「林美石磐歩道」で見られる桐花の姿。(客家委員会サイトより)
台湾では毎年4~5月になると、アブラギリ(油桐)の花、「桐花」が満開を迎える。真っ白な花びらが風で舞い落ちると、まるで「4月の雪」が降ったかのような風情が楽しめる。桐花は台湾のエスニックグループの一つ、客家の人々のシンボルとしても有名で、台湾北部の桃園、北西部の新竹、苗栗一帯の客家の人々の里でひらひらと舞う桐花は、思わず息をのむほど美しい。この時期には各地で桐花の開花に合わせたイベントが行われ、多くの観光客を呼び込むとともに、客家の文化を広く紹介している。

台湾で桐花観賞に最適のスポットについて、ウェブサイト「Daily View 網路温度計」では台湾全土の10の秘境を紹介している。

第3位は「仙跡岩」で、台湾北部、台北市文山区の景美地区と木柵地区の境界に位置する。風景区には「八仙過海(八仙=八人の仙人が海を渡る)」にちなんで名付けられた「仙岩八景」があり、この第2景が八仙のひとり、何仙姑の桐花林となっている。

第2位は「挑水古道」で、中部、彰化に位置し、毎年4月から5月にかけ限りなく美しい光景が広がる。ここで桐花を眺めると、先人たちがどのように暮らしていたかに思いを馳せることができる。

第1位は「林美石磐歩道」で、北東部の宜蘭県礁渓郷林美村に位置する。この歩道は国レベルの生態保護歩道として整備され、安全に通行できる素晴らしい道となっている。

ランキング

新着