台湾北部・新北市は、ハート型の文旦(写真)を販売する。これまでにコンクールで優勝したことのある文旦とセットでの限定販売。(中央社)
今年の9月27日は旧暦8月15日で「中秋節」。台湾北部・新北市の農業局と同市八里区農会(農協に相当)は「中秋節」の前の週末、19日と20日に八里左岸にある「永続教育中心(持続可能な教育センター)」前広場で、「新北市の文旦 合同即売会」を開催する。文旦は台湾の「中秋節」に欠かせない果物。 八里区農会の林正松総幹事によると、新北市の文旦は主に同市の八里区、淡水区、林口区などで栽培されている。東北の季節風と豊富な日光、そして6月から8月にかけては雨が少ないことなどから、新北市の文旦は「小太り」の紡錘型で、底がややへこんでいるなど他の県・市のものと外観が異なる。底が高級車「ベンツ」のマークのように見えるものが特によいものだという。