グローバル化が広がる中、国際的な移動力は各国の競争力の指標となっている。「留学台湾」フェイスブックを管理する高教基金会が同フェイスブックのファンたちの留学に関する考えを調査したところ、彼らが最も重視するのは「奨学金」、留学先の「全体的学術環境」、そして「語学力の向上」の3要素だった。そして彼らはみな、中華民国(台湾)はアジアにおける民主国家の模範である他、現代的かつフレンドリーな社会を有し、さらには美しい自然の風景も持つと考えていた。
高教基金会は近年、台湾で学ぶ海外籍の学生たちへのインタビューを続け、彼らの台湾での留学経験を他の学生たちにもシェアしている。インドネシアからやってきたAngie Anggana Tanajaさんは昨年、国立成功大学(台湾南部・台南市)の国際経営管理研究所(大学院)で修士号を取得した。彼は、台湾での優れた高等教育環境と奨学金、そして中国語能力が高められることが台湾での留学を決心した理由だとしている。優れた成績と流暢な英語力で、彼はその後、台湾でのマーケティングアナリストの仕事を見つけることが出来た。
正体字(繁体字)による中国語も数多くの外国人学生を台湾留学に引きつける主な原因である。国立政治大学(北部・台北市)中国語センターで課程を修了したばかりのイギリス人学生、Joëlle Lerner さんは数年前、中国大陸で交換留学生として学んだ経験がある。彼女は、台湾での中国語教育の教学法はとても活発で、しっかりとした完全なカリキュラムは自分の中国語のレベルを一気に引き上げたと評価、特に会話能力は将来の就職活動で必要な競争力を大幅に高めたと話している。
財団法人高等教育国際合作基金会が数年にわたって、フェイスブック、「留学台湾」の運営に力を入れてきた結果、ファンの数は当初の数千人から十万人となり、世界の学生たちのコミュニティで賛辞を得ている。ファンたちは世界各国に及んでおり、インドネシアやベトナム、インドなどの新興国の学生からも大いに歓迎されている。フェイスブック、「留学台湾」はこれからも台湾の高等教育に関する情報の窓口として、多元的で豊富な情報とコンテンツを提供し、より多くの海外の学生たちの目をひきつけるのである。
フェイスブック、「留学台湾(Study in Taiwan)」
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