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経済

電動バイクの台湾Gogoro、ヤマハとの協業発表

2018/09/12
台湾のスマート電動スクーターメーカーGogoroは、ヤマハとの協業方針を発表、電動二輪車のさらなる生産量拡大を見込む。(Gogoro提供、中央社)
台湾のスマート電動スクーターメーカーGogoro(ゴゴロ、睿能創意股份有限公司、 Gogoro Inc.)は11日、オートバイを中心とした日本の輸送用機器の製造メーカー、ヤマハ発動機との協業方針を発表した。2019年夏に、Gogoroの市販車をベースに、ヤマハがデザインしたヤマハブランドの電動スクーターを販売する計画だ。
 
Gogoroによると、今回の協業計画は、電動二輪車の開発・製造委託およびバッテリー交換システムの共用で、年内には正式な契約を結ぶ予定という。双方が協業して販売する電動スクーターは、Gogoroが市販しているモデルをベースに、ヤマハがデザインし、生産はGogoroに委託する。完成車両は、ヤマハモーター台湾の販路を通じて販売される。2019年夏には第1弾モデルの販売を開始する予定。
 
ヤマハは1966年から台湾市場に参入、2017年の販売台数は29万台だった。ヤマハブランドの電動スクーター、E-Vinoは、台湾で製造し日本へ輸出している。
 
Gogoroは2015年に台湾二輪車市場に参入し、現在、台湾には750カ所を超える交換式バッテリー用充電ステーションが設置されている。さらに2019年の始めには1,000か所以上の設置を計画している。Gogoroは今回のヤマハとの協業で、電動二輪車の生産量拡大を見込む。

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