米グーグル(Google)は3日、台湾で人気を集めたGoogle Playコンテンツを選出する「べストオブ2019」を発表、「最優秀アプリ」に21種、「最優秀ゲーム」に21種、「最優秀電子書籍」に50書籍、「最優秀映画」に50作品が選ばれた。
グーグルによる「べストオブ2019」は、国ごとに発表を行っており、台湾の開発者によるアプリは海外でも高い人気を見せた。中でも、台湾Seekrtechが開発したゲームをしながら簡単で手軽に規則正しい睡眠リズムを習慣づけることができるアプリ「Sleep Town」は、台湾と香港におけるアプリカテゴリーの「最優秀賞」に選出された。さらに、台湾と香港のアプリカテゴリー「生活お役立ち部門賞」、カナダ、オーストラリア、イギリス、メキシコ、ブラジル、ロシア、ドイツ、フランス、スペイン、イタリア、トルコ、インド、タイ、インドネシア、そしてMENA(中東・北アフリカ地域の国々)などの15か国・地域でアプリカテゴリー「自己改善部門賞」に選ばれた。台湾の開発者によるアプリが、17か国・地域で受賞するのは、過去最多記録。
そのほか、四合願(Fourdesire)が開発した水分補給をすることで、植物を育てることができるゲームを通じて水分補給を記録するアプリ「Plant Nanny² 植物ナニー²」は、台湾、香港、タイ、インドネシア、イタリア、スペインで「生活お役立ち部門賞」にノミネートされた。
グーグルは、「Sleep Town」と「Plant Nanny² 植物ナニー²」について、世界中のユーザーのニーズに焦点をあてて開発されていると強調した。これらのアプリは、生活習慣において多くの人に共通する問題点を見つけ出し、地域の特異性や文化の隔たりなどを克服し、海外市場でも高い人気を博していると評価された。