2025/04/30

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経済

台北MRTが開業25周年、台湾初の車両模型悠遊カードを発売

2021/04/30
開業25周年を迎えた台北MRT(メトロ)の記念商品。左が音と光の車両型の悠遊カード(490台湾元)、右が文湖線車輌の先頭をデザインした悠遊カード(120台湾元)。(台北MRT提供、中央社)

開業25周年を迎えた台北MRT(メトロ)は、ライトが点灯して音が鳴るMRT車両の形をした交通系ICカード、25周年悠遊カード(Easy Card)を発売した。この悠遊カードは、改札機にタッチした時、台北MRTの発車ベルが鳴り、車両の先頭が光るようになっている。そのほか、台北MRT文湖線(ブラウンライン)の車両の先頭をデザインした25周年悠遊カード、記念のポロシャツも販売される。

台北メトロ(MRT)を運営する台北捷運公司は、「25周年限定記念品は、台湾で初めてのライトが点灯し、音が鳴る車両の形をした立体の悠遊カード。改札機にタッチすると耳慣れた発車ベルの音がして、ヘッドライトが光るようになっている」と説明した。台北捷運公司によると、この悠遊カードに電池は不要で、センサーによって光る仕組みになっており、開業20周年記念で発売された文湖線370列車の模型のように、軽くて精密にできており、携帯にも便利だ。

一方、文湖線車両の先頭をデザインした悠遊カードには、沿線にある台北市立動物園のジャイアントパンダ、台北市のお茶処、猫空までのケーブルカー(ロープウェイ)、大直の観覧車などが描かれている。そのほか、白と黒、2種類のポロシャツも発売される。

25周年記念商品は、中山駅および忠考復興駅にある「MRTグッズショップ」で販売される。悠遊カードは、立体タイプが490台湾元(約1,900日本円)、もう一方が120台湾元(約470日本円)で、30日午前10時から発売された。ポロシャツは各390台湾元(約1,500円)で、5月8日から販売される。

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