2025/05/14

Taiwan Today

経済

台湾13の農園が生産する台湾産コーヒー、日本全国40店舗で取り扱い

2021/11/10
行政院農業委員会(日本の農林水産省に相当)水保局は9日、「台湾精品咖啡飄香日本」と題する記者会見を開き、台湾の13の農園が生産する台湾産コーヒーが、関東、北海道、近畿、沖縄など日本全国40店舗で扱われていることを明らかにした。(行政院農業委員会サイトより)
行政院農業委員会(日本の農林水産省に相当)水保局は9日、「台湾精品咖啡飄香日本」と題する記者会見を開き、台湾の13の農園が生産する台湾産コーヒーが日本全国40店舗で扱われていることを明らかにした。水保局はまた、このために台湾初となる台湾産コーヒーをテーマにした短編映画『初めての珈琲』を制作。上記40店舗のうち25店舗で上映していることを明らかにした。
 
行政院農業委員会水保局によると、日本統治時代、台湾は東南アジア最大のコーヒー豆の産地として知られていた。しかし、その後は台湾産コーヒーを取り巻く環境の変化などもあり、作付面積と生産量が徐々に減少。台湾のコーヒー産業は次第に没落していった。契機が訪れたのは1999年9月21日に発生した大地震だった。水保局は台湾中部・雲林県古坑郷の華山エリアで水と土壌の改善に着手。耕地環境を整え、地方自治体と協力してコーヒー豆の栽培を普及させた。こうして台湾産コーヒーが再び知名度を上げることになった。
 
短編映画『初めての珈琲』は農業委員会水保局が監修・企画したもの。台湾産コーヒーをテーマにしたもので、家族の情と男女間の愛情という2つの思いが織りなす感動のストーリーを背景に、台湾産コーヒーの過去、現在、未来を描いている。
 
台湾産コーヒーを提供する、あるいは台湾産コーヒー豆を取り扱う日本の40店舗や台湾の13の農園に関する情報、それに短編映画『初めての珈琲』は公式サイトで見ることができる。
 

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