2025/06/07

Taiwan Today

経済

米ワシントンで「台米企業フォーラム」、連携でサプライチェーン強化と商機獲得へ

2022/10/13
「台米企業フォーラム」が米ワシントンD.C.で開催され、王美花経済部長が、双方はより強靭で安全な産業チェーンの構築や多くの商機獲得などの面でいっそう協力していけると述べた。写真は王経済部長(右)と蕭美琴駐米代表(左)。(経済部サイトより)
「台米企業フォーラム」が米ワシントンD.C.で12日午前(現地時間)に開催された。経済部(日本の経済産業省に相当)の王美花部長(=大臣)が代表団を率いて訪米、同フォーラムであいさつし、台湾と米国の産業による長年の緊密な連携は世界経済を繁栄させる「ドリームチーム」だとアピール、双方は世界経済の変化への対応、より強靭で安全な産業チェーンの構築、産業連携を通したより多くの商機獲得の三つの面でいっそう協力していくことが出来るとの見方を示した。
 
経済部によると、台湾と米国は全世界のサプライチェーンにおいて重要な役割を果たしており、すでにEPPDやTTICなど産業連携のための対話プラットフォームが存在する。経済部は、半導体や電気自動車、次世代通信などの基幹産業の面でこれからも重要なサプライチェーンのパートナーであり続けられるよう、そして基幹産業の分野で様々な活動を行い、双方の業者の交流を引き続き促進していけるよう期待している。
 
王経済部長は代表団を率いて米国の企業を訪問したほか、米国側と「企業フォーラム」を開催。半導体関連、クラウド、ネットワーク通信設備、電気自動車、ICT、自動車産業などから企業40社が参加し、サプライチェーンの連携と強靭性の強化について意見を交換した。経済部は、台湾と米国の業者が力を合わせ、より行き届いた産業エコシステムといっそう緊密なパートナーシップを築いていくのを助ける会合になったとしている。
 
参加した業者は、双方の企業が直接対話することでそれぞれの法規や政策方向を具体的に知ることが出来たほか、産業連携の議題について積極的に意見交換が出来、未来のビジネスチャンスを共同でつかんでいく上で役立ったと感想を述べた。
 

 

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