TW館の評判は上々で、開館からこれまでの累計入館者数は延べ26万人を突破した。10日に行われたイベントでは、TW館を参観した来館者先着500名に記念ポストカードを配布。このテクノロジーの旅を共有したいと思う相手にメッセージを書き、実際に投函することで抽選に参加できるという一般来館者参観型抽選会を実施した。
抽選箱に投入されたポストカードは、黄志芳氏とゲストのビビアン・スーさん、ディーン・フジオカさんの3名がそれぞれ抽選を行った。その結果、3名が「万博ペア入場券+TW館優先入館パス2枚」、1名が「日本‐台北間の往復航空券(2名分)」に当選した。
実際にTW館を参観したビビアン・スーさんは「このパビリオンが伝えるのは単なるテクノロジーではなく、人と人との感情のつながりだと感じた。特に『ライフシアター』のインタラクティブ展示では、テクノロジーと自然の調和を実感した」と語った。また、ディーン・フジオカさんも「3つのシアターにはそれぞれ特徴があり、それぞれのつながりや、ともに未来を創造することの可能性を感じた。台湾は自分にとって特別な時間を過ごした場所。今回、TW館を訪れて、自分にとっては過去、現在、未来がそれぞれつながっているような感覚を得た」と述べた。
TW館は、同館が掲げるコンセプトである「ライフ」、「ネイチャー」、「フューチャー」を軸にした劇場(シアター)を通じて、台湾の多彩な魅力を発信している。各劇場では、台湾の美しい景観、豊かな暮らし、観光の魅力に加え、最先端テクノロジーを活用した体験型インタラクションも用意しており、視覚・聴覚・嗅覚・触覚・感性といった「五感」で台湾を感じられる没入型の体験空間となっている。