茨城県の水戸市立第一中学校では16日、水戸市の荒川宰副市長や台北駐日経済文化代表処農業組の蔡淳瑩副組長が来賓として招かれ、同校の生徒たちと一緒に学校給食を食べるイベントが行われた。台湾産マンゴーが登場すると、生徒たちから歓声が上がった。
農業部によると2019年以降、台湾の質の高いフルーツは7年連続で日本の学校給食に導入されている。とりわけ今回提供された台湾産アップルマンゴーは、なめらかな食感や濃厚な香り、甘さと酸味のバランスが取れた味わいで海外でも高く評価されており、日本の消費者の間では「質の良い高級な果物」として広く認識されている。
農業部は、こうした食農教育を通じた交流を推進することで、台湾産農作物の高品質というイメージを日本の消費者に根付かせたいと考えている。今後もこうした活動を続け、日本市場における認知度向上に努め、対日輸出の安定と拡大を図っていきたいとしている。