世界的な経済誌「フォーブス」が、一流のホスピタリティに対して5つ星格付けシステムを導入したトラベルガイド、「フォーブス・トラベルガイド」の第59回格付けが、先ごろ発表された。今年は176のホテルおよび56のスパが5つ星を獲得、台湾では台湾北部・台北市のマンダリンオリエンタル台北(台北文華東方酒店)が初めてホテルとスパで5つ星を獲得した。これは台湾で、唯一5つ星の認定を受けたもの。
フォーブス・トラベルガイドは、旅行・観光業界のオスカーとも呼ばれており、旧称はモービルトラベルガイド。フォーブス・トラベルガイドは、長年にわたって匿名で調査を実施し、世界各国の主要都市の代表的なホテル、レストラン、スパを対象に評価を行い、5つ星、4つ星あるいはそれと同等とみなされる推奨店を発表している。
台湾で4つ星を獲得したホテルは、グランドハイアットタイペイ(台北君悅酒店)、リージェントタイペイ(台北晶華酒店)、シャングリラファーイースタンプラザホテル台北(香格里拉台北遠東国際大飯店)、W台北(台北W飯店)。リージェントタイペイが運営するウェルスプリング・スパ「ムーラン(沐蘭)」も4つ星を獲得した。(以上すべて台北市)
そのほか、台北市信義区のハンブルハウス台北(寒舍艾麗酒店)が推奨ホテルとして選ばれている。
フォーブス・トラベルガイドは、500以上にもわたる評価項目があり、施設に対する評価のほか、特にサービスの質に対して重点を置いている。