2025/08/10

Taiwan Today

観光

来台後にクルーズ利用の旅行者、東南アジア中心に予想上回る

2017/08/14
旅客機で台湾にやってきてからクルーズ客船を利用する旅行者が予想以上に。今年1月から7月まででは延べ3万328人に達した。そのうち3割以上が東南アジアからの人たちだった。(中央社)
今年1月から7月までに台湾にやってきたクルーズ客船は延べ404隻で利用客は延べ58万2,000人だった。前年同期比での成長率はそれぞれ34.2%と26.5%に達している。
 
海外からの旅行者が旅客機で台湾にやってきてからクルーズ客船を利用するよう働き掛ける取り組みの成果が予想を上回っており、この部分の利用者は行政院(内閣)が定めた目標である延べ2万5,000人を超え、延べ3万328人に達した。そのうち3割以上が「新南向政策」の対象国からの人たちだった。東南アジアからの人たちは34.2%で、その中ではマレーシアからの人が最も多かった。東南アジアに次いで多かったのは香港及びマカオからの人たちで28.3%を占めた。日本からの人は10.3%だった。「新南向政策」とは、東南アジア、南アジア、ニュージーランド、オーストラリアの18カ国との幅広い関係強化を目指す政策。
 
台湾はクルーズ客船に旅客を提供する市場としてすでに香港、シンガポール、日本を抜き、アジア2位の規模に成長。今年からはスタークルーズ、プリンセス・クルーズ、コスタ・クルーズといった大型の国際クルーズ客船がいずれも台湾北部の基隆港や南部の高雄港を母港(出港地)とする航路を開設している。
 

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