2025/06/07

Taiwan Today

観光

蔡英文総統、台湾ランタンフェスティバルの点灯式に出席

2018/03/05
蔡英文総統、交通部の賀陳旦部長、台湾中南部・嘉義県の張花冠県長は「元宵節(旧暦1月15日、今年は新暦3月2日)」となった2日、交通部観光局主催の「台湾燈会(台湾ランタンフェスティバル)」の点灯セレモニーに出席し、大勢の観客がカウントダウンを叫ぶ中、今年のメインランタン「忠義天成」(写真右)に点灯した。(中央社)
蔡英文総統、交通部(日本の国土交通省に類似)の賀陳旦部長(=大臣)、台湾中南部・嘉義県の張花冠県長(=県知事)は「元宵節(旧暦1月15日、今年は新暦3月2日)」となった2日、交通部観光局(日本の観光庁に相当)主催の「台湾燈会(台湾ランタンフェスティバル)」の点灯セレモニーに出席し、大勢の観客がカウントダウンを叫ぶ中、今年のメインランタン「忠義天成」に点灯した。
 
蔡総統はあいさつで、「今日は元宵節だ。旧正月の最後の1日であり、新しい年にとって最初の行事だ」と述べた。また、「今年のランタンフェスティバルでは、多くの人たちがスマホを手に何かを探しているような光景をあちこちで目にした。それが実は、台湾ランタンフェスティバル限定のレアポケモンを探しているのだということを、後になって知った」と述べた。蔡総統はまた、今年のランタンフェスティバルはレアポケモンをゲットできるだけでなく、モバイル決済を取り入れたことも大きな特徴だと指摘。「今年のランタンフェスティバルは、スマホさえあれば何でも購入できるようになっている。モバイル決済の普及は、政府が近年力を入れていることだ。まだモバイル決済を体験していないのであれば、ぜひこの機会に、時代の流れに乗ってみて欲しい」と呼びかけた。
 
蔡総統はさらに、会場に集まった国内外の観客に対し、ランタンフェスティバルを楽しんだあとは、嘉義県東石郷や布袋鎮の海岸へ足を伸ばしたり、阿里山に上ったり、昨年完成したばかりの新たな観光スポット、梅山郷の「太平雲梯」を歩いたりして、「燈会抵嘉、気象萬千(ランタンフェスティバルが嘉義に上陸、新たな風を吹き込む)」ということを実感して欲しいと述べた。
 
張花冠県長は、「今回の台湾ランタンフェスティバルの敷地面積は史上最大で、全てのエリアを合わせると約50ヘクタールに達する。また、従来の平面型のランタンフェスティバルとは違い、今回は初めて水陸空360度全方位から嘉義の美しさを表現する展示になっている」と述べた。また張県長は、観光、科学技術、文化、芸術を融合させた、伝統の型を破った「スマート型」のランタンフェスティバルだと胸を張った。
 
台湾ランタンフェスティバルの開催期日は3月2日から11日まで。開園時間は平日午後2時から午後10時30分まで、土日は午前10時から午後11時まで。
 
今年のメインランタン「忠義天成」は、笑みをたたえる先住民族の子どもと、そのそばに寄り添う台湾犬が雲海たなびく阿里山に立っているという構図。メインランタンのほか、サブランタンの「台湾幸福駅」、「朝日合鴨」、それに創意ランタンエリア、国際友誼ランタンエリア、日の出ランタンエリアなどが2日夜、同時点灯された。
 
 

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