2018年「アジアのベストレストラン50(Asia's 50 Best Restaurants 2018)」が27日夜に発表された。台湾からは「RAW」、「MUME」、「祥雲龍吟(Ryugin)」の3軒がランクインした。
そのうち「RAW」(台湾北部・台北市中山区楽群三路301号)は、フランス料理のシェフで台湾出身の江振誠(André Chiang)さんが2014年に開いたレストラン。レストランでは、二十四節気をコンセプトに地元の食材を使用。新たな手法と台湾の文化を結びつけた料理を提供している。昨年の『アジアのベストレストラン50』では24位にランクインした。今年は大きく躍進し、15位に食い込んだ。江振誠さんは同時に、2018年「アジアのベストレストラン50」の部門賞のひとつ、「ダイナースクラブ・ライフタイムアチーブメント賞(特別功労賞)」も受賞した。
このほか、コンテンポラリーヨーロピアン料理のレストラン「MUME」(台北市大安区四維路28号)が昨年に続き2年連続で「アジアのベストレストラン50」に選ばれた。昨年の43位より順位を大きく上げ、18位となった。仏ミシュランが3月中旬に初めて発表した『ミシュランガイド台北』で2つ星を獲得した日本料理の祥雲龍吟(RyuGin) (台北市中山区楽群三路301号5階)も、今年初めて「アジアのベストレストラン50」の47位にランクインした。