2025/04/26

Taiwan Today

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阿里山国家風景区で2018年最後の夕日を観賞、「夜の太平吊り橋体験」も

2018/12/24
阿里山国家風景区が12月31日、嘉義県の太平社区と共同で「2018年最後の夕日を観賞する」イベントを行う。全長281mの「太平雲梯(太平吊り橋)」も初めて夜間営業する。写真は「太平雲梯」からの夕日。(交通部観光局阿里山国家風景区管理処提供、中央社)
交通部観光局(日本の観光庁に相当)阿里山国家風景区管理処が23日に発表したプレスリリースによると、同管理処は西洋暦で今年最後の日である12月31日に、嘉義県(台湾中南部)梅山郷太平社区(コミュニティ)と共同で、「同賞太平雲端紅霞」(夕日に染まった雲を太平社区で共に眺める)、「呷辦桌」(複数の円卓で、次々に出される料理を大勢で食べる食事会)、「夜間登太平雲梯」(夜の太平吊り橋体験)などのイベントを実施する。
 
梅山郷にある「太平雲梯」は全長281mの吊り橋で、橋からは嘉南平原を一望に出来る他、天気が良ければ台湾海峡に面した海岸まで見渡せるという。昨年9月23日に営業を始めて以来、すでに数万人がここからの景色を楽しんでいる。
 
阿里山国家風景区管理処によれば、2018年最後の夕日を観賞するイベントでは、心躍らせる「十鼓(TEN DRUM D.S.E.)の太鼓が鳴り響く中で、標高1,000mの山の頂から嘉南平原を照らす夕日と夕焼けを観賞する。
 
阿里山国家風景区管理処が企画した人数限定団体ツアーの内容は、夕日の観賞、「呷辦桌」、太平社区のレトロな雰囲気を残す街並みのガイド付き散策、伝統的な「湯圓」(スープに入れるお団子)作り体験、特産のお茶やコーヒーの賞味、夜の太平吊り橋体験など。また、太平吊り橋記念カップも贈られる。
 
団体ツアー以外にも同管理処は個人での「呷辦桌」参加を可能にし、個人旅行者にも地元の料理や音楽演奏、太平吊り橋のライトアップショーなどを楽しんでもらう。この日初めて午後6時から8時まで実施される夜の吊り橋体験にもその場でチケットを購入すれば参加でき、視覚・聴覚・味覚でこのイベントの魅力を何重にも味わえるということ。
 
このイベントの他、阿里山国家風景区管理処は2019年の元日、碧湖観光茶園で「碧湖日出啡常濃厚(碧湖での初日の出を濃厚なコーヒーの香りの中で)」イベントを開催する。このイベントでは早朝6時20分に同茶園で、連なる山々を眺めながら特産のコーヒーを味わい、心地よい音楽が流れる中で2019年の初日の出を拝むのだという。
 
 

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