2025/07/05

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台北メトロ100億人目の利用者は新荘駅で誕生、カードNo.を公表

2019/04/01
開業から23年となる台北メトロ(MRT)の利用者数が3月31日、延べ100億人を突破。100億人目は午前11時35分、中和新蘆線(オレンジライン)の新荘駅で誕生した。(自由時報)
台北メトロ(MRT)の利用者数が3月31日、延べ100億人を突破した。100億人目は午前11時35分、中和新蘆線(オレンジライン)の新荘駅で誕生。このラッキーな乗客には向こう1年間、台北メトロを無料で利用できる権利の他、3万台湾元(約10万6,600日本円)相当のノートブックパソコンが贈られる。電子乗車券のナンバーは9122117626706366。台北メトロを運営する台北大衆捷運株式会社(Taipei Rapid Transit Corporation)ではこの利用者を探しており、この電子乗車券の所有者が会社側と連絡をとるよう呼びかけている。
 
100億人目の他、その前の5人と後ろの5人にも3カ月間、台北メトロを無料で利用できる権利、すなわち90日間フリーのイージーカード(悠遊卡=台北メトロや乗り合いバスで利用できる電子乗車券)が贈られる。この合計10人は、板南線(ブルーライン)の龍山寺駅、文湖線(ブラウンライン)の葫洲駅、松山新店線(グリーンライン)の大坪林駅、板南線の忠孝敦化駅、中和新蘆線の新荘駅、文湖線の動物園駅、板南線の忠孝新生駅で誕生。そのうち葫洲駅では2人、動物園駅では3人誕生した。
 
また、99億5,000万人目は淡水信義線(レッドライン)と板南線が交差する台北駅で誕生。99億6,000万人目は文湖線の西湖駅で誕生。99億7,000万人目は台北駅、99億8,000万人目は忠孝敦化駅、そして99億9,000万人目は淡水信義線の台北101/世界貿易センター駅で誕生している。
 
なお、この人数は電子乗車券の利用者が対象で、改札を通って駅に入り、また改札を通って駅から出ることで1回(延べ1人)とみなした。濃いブルーの片道トークン(コイン型乗車券)はカウントされていない。カードはイージーカード、iPASS(一卡通)、icash(愛金卡)などが対象。30日間の定期券カード(「1280定期票」)や旅行カード(日数や時間で区切った乗り放題乗車券)、一般のチャージ可能な電子乗車券のいずれもカウントされた。
 
台北メトロは開業23年。文湖線、淡水信義線、松山新店線、中和新蘆線、板南線の5路線を持ち、駅は117駅、営業キロは合計131.1キロに及ぶ。
 
 

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