2025/08/10

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アジア最大のダイビング見本市で台湾が「デスティネーション・オブ・ザ・イヤー」に

2019/04/16
アジア最大のダイビング見本市「アジア・ダイビング・エキスポ」が開催され、台湾はエコツアーの旅行地として最も注目を集めた「デスティネーション・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。(中央社)
アジア最大のダイビング見本市「アジア・ダイビング・エキスポ(ADEX-Asia Dive Expo)」がシンガポールで開催され、台湾はエコツアーの旅行地として最も注目を集めた「デスティネーション・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。
 
この見本市は11日から14日までサンテック・シンガポール国際会議展示場で行われた。ダイビングに特化した見本市で、東南アジアを中心に各国の事業者が参加。台湾は昨年、「2018年『海湾』旅行イヤー」に合わせて初出展、「台湾パビリオン」は最優秀デザイン賞に選ばれた。
 
台湾は「デスティネーション・オブ・ザ・イヤー」に選ばれたほか、交通部観光局(日本の観光庁に相当)の台湾観光協会シンガポール弁事処の林信任主任が個人賞である傑出貢献賞を受賞した。林主任はさらに持続可能な海洋を考えるフォーラムに出席し、各国の代表に向けて、生態環境保全と持続可能な観光および国際PRにおける台湾の取り組みを紹介した。
 
四方を海に囲まれた台湾は、世界のダイバーにとり著名なダイビングスポットのひとつとなっている。台湾パビリオンは今年、東北海岸(台湾北東部)や墾丁(同最南端)、離島の緑島、蘭嶼、小琉球、澎湖の6大ダイビングスポットを紹介した。
 
うち東部の離島、緑島は黒潮の通り道となっているため、一年中ダイビングができる。海域の多くがサンゴに覆われているが、千年サンゴとして知られるハマサンゴもあり、マクロレンズ愛好家が好んで撮るピグミーシーホース(タツノオトシゴの仲間で最小の生物)や、ガラスのように透き通った海水で知られ、世界の100大ダイビングスポットにもあげられ、シンガポールのダイバーたちの注目を集めた。

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