交通部観光局(日本の観光庁に相当)主催の台湾燈会(=台湾ランタンフェスティバル)は来年、高雄市(台湾南部)で開催されることになっている。高雄市は明日(23日)から2022年「台湾ランタンフェスティバル」(2022年2月15日~2月28日)のプレイベントと位置づけ、高雄流行音楽中心(=高雄ミュージックセンター)の建築物を使った壮大なクリスマス・ライティングショーを行う。そばを流れる愛河を含めた周辺地域全体が、台湾最大のイルミネーションの舞台となる。
高雄市文化局によると、ライティングショーは23日から2022年1月2日までの期間、毎日午後6時30分から10時まで、毎時0分と30分の30分ごとに開催される。但し、12月31日についてはカウントダウンライブが行われる都合上、ライティングショーの時間が調整される。
また、クリスマスイブとなる24日以降のクリスマス・ライティングショーの開催期間と2022年「台湾ランタンフェスティバル」の開催期間は、周辺に期間限定のポップアップストアが並び、厳選された高雄のグルメを販売する。また、カフェやビストロなども出店するため、ライティングショーを鑑賞するだけでなく、海の見えるスポットで食事を楽しむこともできる。
高雄市の陳其邁市長が21日、自身のフェイスブックでクリスマス・ライティングショーの試験点灯の写真を公開したところ、その豪華絢爛な様子にネットユーザーから大きな反響があった。高雄市の史哲副市長も自身のフェイスブックで、「ライティングショーを鑑賞するときはぜひ愛河旧鉄橋、高雄橋、軽軌愛河橋まで足を運んで欲しい。愛河沿い7キロメートルに及ぶ、13万個近くのスマートスイッチがもたらすイルミネーションの衝撃をぜひとも感じて欲しい」と自信をもって勧めている。