2025/05/06

Taiwan Today

観光

12月1日よりマスク着用義務を緩和、12月10日より入国者上限を撤廃へ

2022/11/30
中央感染症指揮センターは12月1日より、屋外でのマスク着用の義務を撤廃する。また、12月10日零時をもって入国者総数の上限を撤廃する。写真は屋外でマスクを着用する市民。(中央社)
中央感染症指揮センター(=新型コロナウイルス対策本部、以下、指揮センターとする)は12月1日より、マスク着用義務を適度に緩和することと、12月10日零時をもって入国者総数の上限を撤廃することを決めた。
 
121日以降のマスク着用規定】
1.屋外空間について「マスクの常時着用」の規定を撤廃する。但し、年末のカウントダウンなど屋外で行う大型イベントについては、直近の感染状況を見て別途判断する。
 
2.屋内(車内、船内、航空機内を含む)ではこれまで通り、「マスクの常時着用」を義務付ける。但し、以下の例外についてはその限りでなく、屋内でもマスクを着用する必要はない。
 
3.以下の(一)から(四)の例外については屋内であってもマスクを着用する必要はない。しかし、常にマスクを携帯し、いつでも着用できるようにすること。また、新型コロナウイルス感染が疑われる症状がある場合、あるいは不特定多数が参加し、ソーシャル・ディスタンスを維持できない場合はマスクを着用しなければならない。
 
(一)運動をする場合、歌を歌う場合、個人・団体で写真撮影を行う場合
(二)自分で運転し、車内の同乗者がすべて同居家族である場合、または同乗者がいない場合
(三)ライブ放送、ビデオ撮影、司会、レポート(報道)、スピーチ、講演、講義など会話や談話に関する業務や活動の正式な撮影や進行をする場合
(四)温泉、冷泉、ドライタイプのサウナ、スパ施設、サウナ、スチームルーム、ウォーターアクティビティなど、マスクが湿ったり濡れやすい場合
 
4.外出時に飲食の必要がある場合は、マスクを着用しなくてもよい。
 
5.指揮センター又は主務官庁が指定する屋内施設や活動で、指揮センターや主務官庁の関連の防疫措置に合致する場合は一時的にマスクを外すことができる。
 
6.飲食場所:「宴席で他のテーブルに移動しての酒やお茶での乾杯を禁止する」との規定を撤廃する。
 
1210日以降の入国者総数上限】
12月10日零時(時刻表上の台湾到着時刻に基づく)をもって、入国者総数の上限を設けない。
 
台湾では10月13日零時をもって、1週間当たりの入国者総数の上限を15万人に引き上げた。12月1日からはこれを20万人に引き上げることにしている。
 
指揮センターによると、1週間当たりの入国者総数が増えており、直近7日間(11/21-11/27)の海外からの入国者による感染例は281人と、その前の7日間と比べて12.2%減少し、国内の新規感染者数も減少傾向にある。一方でこれから年末、海外のクリスマス休暇、旧正月などが近づくにつれ、出入国者がこれまで以上に増えると見込まれることから、入国者総数の上限の撤廃を決めた。
 
なお、入国後はこれまで通り、空港または港湾の職員が旅客に対して4回分の家庭用簡易抗原検査キットを配布する。このためすべての入国者は、入国日を0日目とする「7日間の自主防疫」を実施する必要がある。
 

ランキング

新着