2025/07/16

Taiwan Today

観光

蔡総統が「台北国際トラベルフェア2023」の開幕式に出席

2023/11/06
台湾最大の国際旅行見本市「台北国際トラベルフェア」が3日から6日まで、台北で開催された。104の国もしくは都市が出展。蔡英文総統(右から4人目)も3日の開幕式でスピーチを行った。(総統府サイトより)
台湾最大規模の国際旅行見本市「2023 ITF台北国際旅展」(台北国際トラベルフェア2023)が3日から6日まで、台北世界貿易センター南港第1展示ホールの1階で開催された。1,300のブースが設けられ、104の国もしくは都市が出展した。蔡英文総統も3日の開幕式に出席してスピーチを行った。
 
蔡総統は同見本市に参加するのは5度目だとした上で、トラベルフェアを通じて、台湾の観光産業が引き続き前進していることをみなと共に確認出来ることをうれしく感じると述べた。
 
蔡総統は、政府が10月に台湾の国際イメージを伝えるために制作したショートフィルム「Time For Taiwan」について触れ、台湾の飲食、娯楽、文化、都市と大自然の景観、朝食専門店のユニークな文化など台湾の24時間をはっきりと世界の旅行者に紹介したと指摘。さらに今年は抽選で選んだ外国人旅行者を総統府に招待するイベント「来去総統府住一晩」(=総統府に一泊しよう)も再び実施、様々な分野の外国の著名人やインフルエンサーに自ら台湾を体験してもらい、彼らのカメラを通じて台湾の魅力を世界に紹介してもらったと説明した。
 
蔡総統は、行政院(内閣)の鄭文燦副院長(=副首相)が今年の目標である訪台外国人旅行者数延べ600万人は12月中旬に達成できる見込みだと述べたことに対し、各省庁や業界の努力で必ず実現するだろうと期待を寄せた。蔡総統はそして、多くの国民がトラベルフェアに足を運び、行動で台湾の観光をサポートしてほしいと述べると共に、トラベルフェアが観光旅行業の発展をけん引することを希望した。
 
蔡総統はその後、他のゲストらと共にトラベルフェアの開幕を宣言すると、交通部観光署(日本の観光庁に総統)による台湾パビリオン、文化部(日本の省レベル)による文化パビリオン、台湾で2番目に大きいエスニックグループ、客家人に関する政策を担う省庁・客家委員会によるブース、チャイナエアライン(中華航空)、先住民族パビリオン(中国語では「原民館」)、スターラックス航空(星宇航空)、エバー航空(長栄航空)、韓国観光公社、タイガーエア台湾(台湾虎航)、セントビンセント及びグレナディーン諸島、中央アメリカ、パラオ、セントルシア、セントクリストファーネービス、台湾高速鉄道、マレーシアなどのブースを参観した。
 
 

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