2025/08/03

Taiwan Today

観光

交通部、クルーズ市場再興に向けた会議を開催

2024/01/24
推進会議では、写真のように観光事業者とクルーズ関連の産業チェーンが直接やり取りできる交流プラットフォームが設けられた。(中華民国交通部ニュースサイトより)

交通部(日本の国土交通省に類似)航港局は22日午前、台湾北部・台北市内のグランドメイフルホテル台北(台北美福大飯店)において、第一回「アジア群島クルーズアライアンス(Asia Archipelago Cruise Alliance/AACA)」推進会議を開催した。会議では、韓国観光公社、韓国全羅北道南西部に位置する扶安郡(プアン郡)、韓国クルーズ研究所、フィリピン政府観光省、日本の福岡市港湾空港局、同市経済観光文化局、沖縄県産業振興公社を招き、世界の国際クルーズ大手7社の代表との交流を図った。AACAは、航港局が昨年、アジアにおけるクルーズ産業の発展を目指して、韓国、フィリピンと結成した。

交通部の林国顯次長(副大臣)はあいさつで、「クルーズ・ライン国際協会(CLIA)の予測によれば、世界のクルーズ乗客数は2024年に延べ3,570万人に達し、2023年の3,150万人を上回る。成長率は13.3%と予測され、世界のクルーズ市場の回復が加速していることを示している」と指摘した。

航港局の葉協隆局長によると、AACAのイニシアチブとアイデアは、台湾、韓国、フィリピンなどのクルーズ推進部門から寄せられている。アジア諸国には豊かで美しく、ユニークな文化的特徴を持つ島々が点在している。AACAはこれらのリソースを統合し、「アジアチーム」または「国際チーム」を結成、アジアの数々の島を巡るアイランドホッピングクルーズ観光を世界に向けて、共同でプロモートしていく。

そのため今回の推進会議は、これまでとは異なるフォーラム形式で開催され、国際クルーズ事業者と各国の推進部門や地方自治体、観光事業者、クルーズ関連の産業チェーンが直接やり取りできる交流プラットフォームが設けられた。合計120にも及ぶの円卓会議によって、効果的なマーケティングの実行を目指す。

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