交通部観光署(日本の観光庁に相当)主催の台湾ランタンフェスティバルがスタートした。今年は台南市の「安平エリア」と「高鉄エリア」の2か所で開催される。そのうち「安平エリア」で3日午後6時30分より無数のドローンが夜空を彩るショーが行われた。また、6時45分から点灯式が行われ、7時からは台湾オペラと称される「歌仔戯(ゴアヒ)」の劇団「明華園」による大型野外劇『媽祖』が上演された。この日は延べ26万人が「安平エリア」に足を運んだ。
今年の台湾ランタンフェスティバルは2つのエリアで開催される。メインランタンが設置される「高鉄エリア」は、台湾高速鉄道台南駅から近い大台南会展中心(=コンベンションセンター)及びその周辺、沙崙緑能科技示範場域(=実証エリア)などで、2月24日から3月10日までの16日間の開催となる。また、安平遊憩ふ頭、林黙娘公園、旧1661園区、安平運河の沿岸など市街地が舞台となる「安平エリア」は、2月3日から3月10日までの開催となる。旧正月期間中は2月9日の「除夕(=旧暦おおみそか)」のみ1日休みとなる。
この2つのエリアはいずれも70ヘクタール以上あり、合計すると152ヘクタールとなる。「高鉄エリア」はさらに「主展区」、「城里有光展区」、「緑能燈区」からなる。また5回のパレードが行われ、メインステージとサブステージでは100公演近いパフォーマンスが行われる。「安平エリア」は「台南400展区」、「河光往事展区」の2つのエリアからなる。ステージパフォーマンスや大道芸人のパフォーマンスなどが楽しめる。