2025/06/08

Taiwan Today

観光

交通部観光署、日本の札幌市で開催された「YOSAKOIソーラン祭り」に参与

2024/06/11
日本・北海道の初夏のイベント「YOSAKOIソーラン祭り」に交通部観光署が審査員として参与、大賞チームにパイナップルケーキ1年分を寄贈した。台南市はマンゴー365個を贈った。(台南市サイトより)
日本・北海道の初夏のイベント、札幌市で5日間にわたって行われた「YOSAKOIソーラン祭り」が9日に閉幕。33回目の今年は「平岸天神」が大賞に選ばれた。表彰式で「平岸天神」には賞状、トロフィーが贈られたほか、交通部観光署(日本の観光庁に相当)がパイナップルケーキ1年分、台南市がマンゴー1年分(365個)を贈ると伝えられると、会場に集まった人たちから一斉にうらやましがる声が上がった。
 
今年の「ソーラン祭り」の最終審査は9日夜に札幌市中央区の大通公園で行われ、交通部観光署の日本出先機関・台湾観光協会日本東京事務所の鄭憶萍所長も審査員を務めた。ファイナルステージの参加チームは105組。そのうち11組がファイナル審査に残り、札幌市豊平区から参加した「平岸天神」が大賞に選ばれた。同チームは7年ぶり11回目の大賞獲得。
 
今年の「ソーラン祭り」は大通公園周辺の15の会場で開催。各通りで参加チームがパフォーマンスを披露し、会場はどこも大いに盛り上がった。エントリーしたのは250組あまりで、「踊り子」(ダンサー)は約2万人。海外からも台湾の台南応用科技大学の学生や、韓国のチームが参加した。台湾チームを紹介する際、司会は海外からの参加回数が最も多いのは台湾チームだとアナウンスした。
 
台南応用科技大学のチームは「龍来台湾」をテーマにした振付け。「台南400」と「剣獅」などを取り入れた踊りで幸福を祈った。また、大きな「愛文マンゴー」のプリントに「台南」の二文字を入れた旗で、迫力に満ちた踊りを披露した。「台南400」はオランダ東インド会社の台南上陸から今年で400年になるのを記念して台南市で行われている様々なイベントを指す。「剣獅」は魔除けの彫刻や絵(家屋の塀や壁などに使うことが多い)で、龍が剣を加えている顔を正面からとらえている。
 
主催者「YOSAKOIソーラン祭り組織委員会」の星野尚夫会長は、台湾ランタンフェスティバルと「ソーラン祭り」を通じた台日交流はすでに20年間続いているとして、これからもこうした行事やお祭りを通じて北海道、札幌市と台湾の地方都市との交流が深まるよう希望した。
 
 

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