2025/05/02

Taiwan Today

観光

インドで台湾観光PR、インセンティブ旅行や高価格帯ツアーの誘致目指す

2025/02/21
インドから台湾へのインセンティブ旅行(報奨旅行)や高価格帯ツアーを誘致するため、交通部観光署(日本の観光庁に相当)は台湾観光代表団を率いてインドを訪問している。写真はニューデリーで開催された南アジア最大の旅行・観光展示会「SATTE」に設置した台湾パビリオン。ややラグジュアリー感を持たせたデザインになっている。(交通部観光署)
インドから台湾へのインセンティブ旅行(報奨旅行)や高価格帯ツアーを誘致するため、交通部観光署(日本の観光庁に相当)はいま、台湾の航空会社、旅行社、それにパフォーマンス団体など12社(団体)、23名からなる台湾観光代表団を率いてインドを訪問している。2月18日にはニューデリーで、24日にはムンバイで台湾観光をPRするイベントを開催する。また、2月19日から21日まではニューデリーの国際会議・展示場「ヤショブミ(YASHOBHOOMI、India International Convention & Expo Centre)」で開催されている南アジア最大の旅行・観光展示会「SATTE」(South Asia’s Travel & Tourism Exchange)に出展した。
 
観光署によると、2024年に台湾を訪れたインド人旅客は延べ約4万5,600人で、2023年に比べて23.55%成長した。インド観光省の統計によると、2024年のインドの出国者数は延べ3,000万人以上で、2023年に比べて約10%成長したという。このことから、世界最大の人口と世界屈指の経済成長率を誇るインドが、アウトバウンド市場でも強靭な成長を見せていることが分かる。これは台湾にとって、インドが訪台インバウンドの新たなブルー・オーシャンになりうることを意味している。
 
インド人旅客の台湾誘致を強化するため、台湾観光代表団はニューデリーとムンバイで台湾観光PRイベントを開催している。どちらの会場にも現地の旅行業者やメディなど100人以上の関係者を招き、交流を促進する。台湾を訪れたこともあるインドの旅行系YouTuber「Kirti & Rajat」さんや「Bhavini Purohit」さんを招き、それぞれの訪台体験を語ってもらう。
 
また、南アジア最大の旅行・観光展示会「SATTE」では、インドの旅行業者100社以上と4万人以上の参観者と接触できる見込み。交通部観光署は長期的観点からインド市場を深く開拓していきたいと考えており、まずは個人旅行ではなく、会議(Meeting)、企業の報奨・研修旅行(インセンティブ旅行)(Incentive Travel)、国際機関・団体、学会等が行う国際会議 (Convention)、展示会・見本市、イベント(Exhibition/Event)を含むMICE市場を優先的に開拓し、それから一般の旅行市場を開拓する方針だ。インド人旅客に台湾が持つ無限の魅力を知ってもらい、台湾をアウトバウンドの主な目的地の一つにしてもらうことを目指す。
 
~インドにおける台湾観光PRイベント~
 
(一) ユーデリーでの台湾観光PRイベント
‧日時:2025年2月18日(火) 11:30-14:00
‧場所:Aloft New Delhi Aerocity (5B, Indira Gandhi Int'l T3 Rd, Aerocity, Delhi, New Delhi, Delhi 110037, India)
 
(二) ニューデリーでのSATTE出展
‧日時:2025年2月19日(水)から21日(金) 10:00-18:00
‧場所:YASHOBHOOMI (India International Convention & Expo Centre), Booth C120
 
(三) ムンバイでの台湾観光PRイベント
‧日時:2025年2月24日(月) 19:00-21:30
‧場所:Hilton Mumbai International Airport (Chhatrapati Shivaji Maharaj Int'l Airport Rd, Ashok Nagar, Andheri East, Mumbai, Maharashtra 400099, India)
 

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