2025/04/01

Taiwan Today

観光

日本国際観光映像祭、交通部観光署の『Birding in Taiwan』が金賞

2025/03/21
交通部観光署参山国家風景区管理処の野鳥観察をテーマにした国際PR動画『Birding in Taiwan』が、第7回「日本国際観光映像祭」ドキュメンタリー部門で金賞を受賞した。(交通部観光署)
交通部観光署(日本の観光庁に相当)参山国家風景区管理処が製作した台湾中部における野鳥観察をテーマにした国際プロモーション動画『Birding in Taiwan』が、第7回「日本国際観光映像祭」(主催:第7回日本国際観光映像祭実行委員会)のドキュメンタリー部門で金賞を受賞した。1132点のエントリー作品の中から選ばれた。
 
「日本国際観光映像祭」は、地域の魅力を伝える観光映像を広く世界に届けることを目的としたイベント。今回、そのドキュメンタリー部門で金賞を獲得した『Birding in Taiwan』は、エコツーリズムの重要性を訴える内容のプロモーション動画で、台湾中部の大自然とそこに生息するさまざまな鳥類を紹介している。鳥類とそれを観察する者の視点から、台湾の生態系を取り巻く環境の多様性を見ることができる。観光署によるとこの動画は、鳥類の視点から台湾の丘陵地、高山、湿地などを撮影し、台湾の山林や生態系の美しさを伝えると同時に、旅行に生態系、野生動物の保全、環境保護などの意味合いを持たせることで、台湾観光のイメージを引き上げることに成功した。
 
『Birding in Taiwan』を撮影した陳鈺杰さんは、「この作品には、サシバが大空を美しく飛ぶ様子やコアジサシの子育てのシーンなどが含まれ、心温まる感動的な雰囲気を醸し出している」とコメントしている。
 
「世界バードフェア協議会」(World Birdfairs Council, WBC)はこのほど、今年9月20日と21日の両日、台湾中部・台中市の台中市民広場で2025年「第1回世界バードフェア」を開催すると発表したばかり。世界各地から集まる鳥類関連の団体や組織に対し、台湾ならではの美しい風景と野鳥を紹介する絶好の機会となる。観光署は、台湾のエコツーリズムの海外での知名度を向上させ、台湾の観光産業の振興を促進していきたいと意気込んでいる。
 

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